【第46回衆議院議員総選挙から一夜明けての特別インタビュー】
■一夜明けての気持ち、選挙戦を振り返っての勝因はどのように考えますか。
勝因は二つあると思います。
一つは、民主党政権には任せられない、という有権者の判断です。
長引くデフレ、低迷する経済、遅れる震災復興、わが国固有の領土・主権に対する外国の挑発、TPP問題、民主党政権の内政・外交にわたる迷走、何より、決められない政治が招いた結果であり、これ以上、政権担当能力が無い政党には任せられないという事だと思います。
もう一つは、古賀誠先生の地盤を引き継げたという事です。自分自身の後援会組織はありませんので、古賀誠後援会の皆様からのご支援の賜物です。
■新人議員としての抱負をお聞かせください。
政治とは何か、政治家の使命と責任とは何か、保守本流の王道を歩まれた政治の師・古賀誠先生が貫かれた政治を、しっかりと継承し、展開していきます。
保守本流という政治の王道を誰よりも学んできた私だからこそ出来る、私だからこそやらなければならない、そういった「強い信念」を持ち続け、何を言われても必要なことは必ず成し遂げる決意です。
地方のため、故郷のため、そして国のために「滅私奉公」の精神で働きます。
■選挙戦後の望ましい枠組みはどのように考えますか。
自民党も三年前に国民の皆様より厳しい審判をいただきました。しかし、自民党は立党の理念から見つめ直し、新綱領を制定し、誠実で、謙虚で、正直な自民党という原点に立ち戻り、努力を重ねて参りました。
責任ある政治、信頼できる政治、安定した政治、そのこと無くして日本の再生はありえませんので、自公で安定した政治、公明党との連携をしっかりととっていくべきだと考えます。
■最優先課題は何だと考えますか。また、それにどう取り組みますか。
故郷には災害復旧をはじめ、多くの課題も残っておりますので、これをしっかりと継承し、展開してくことが最優先課題だと考えます。これまで中央関係省庁との予算業務も古賀誠先生の元でやってきましたので、福岡県はじめ関係自治体と連携しながら予算折衝等からしっかりと始めていきたいと考えます。
そして喫緊の課題は経済対策だと考えますので、これにもしっかりと取り組んでいきます。
■それ以外に今後成し遂げたいことは何ですか。
保守本流の考え、つまり国家と国民のために政治があるという事、そのために日本固有の精神文化である家庭のぬくもり、家族の絆、地域社会の助け合い、国家に対する誇り、というものを大切に築き上げていきたいと考えます。
これこそが最高の国益でもあると思うので、国民一人ひとりの魂の中に、礼節・道徳・倫理というものを残していけるように取り組んでいきます。
藤丸 敏