自由民主「藤丸さとし代議士特集号」を発刊【2020年7月1日】

自由民主「藤丸さとし代議士特集号」を発刊しました。

■ご挨拶

皆様には日頃より大変お世話なっており心から感謝申し上げます。皆様の力強いご支援があってこそ、国政の場で政治活動ができているものです。ありがとうございます。
また、早いもので古賀誠先生より議席を譲受け約7年半が経ちますが、先ずは初心を忘れることなく「粉骨砕身・滅私奉公」で頑張っていることをご報告させていただきます。

■新型コロナウイルスとの戦いに懸命に取り組む

日本全体が新型コロナウイルスという未曽有の災禍と懸命に戦っており、2月から約5か月が過ぎましたが、福岡県南地方では10名(6月25日時点)の感染が確認されています。
日本では非常事態宣言が解除されたものの、まだまだ油断できないといったところです。また世界の感染状況をみるとアメリカやブラジルを中心に感染拡大に歯止めがかからず、今もなお懸命に戦っています。
わが国ではこれまでの外出自粛によって飲食業や旅行・観光業をはじめ、人の集まる施設等が甚大な影響を受け、多くの企業経営に暗い影を落とし、日本経済全体の急激な悪化をもたらしています。
また、日本の将来を担う子ども達の教育も学校や保育園幼稚園の休校、休園によって影響を受けています。
そして、医療の最前線をはじめ、物流インフラなど多くの産業で国民の生命と生活を守っておられる方がいることには心から敬意を表す次第です。
そういった状況を鑑みて、政府・自民党の対応も第一次補正で1人10万円の給付金を初め、前年同月比50%減収で法人事業200万円、個人事業100万円を上限とした持続化給付金、無利子無担保の資金繰り融資、雇用調整助成金、納税猶予等の緊急対策を行っており、今度の第二次補正では休業補償の家賃補助、学生フリーランス個人事業者の救済援助、子育て支援等の対応を行っています。
さらに、まだ行き届いていない箇所への手当ても検討しているところです。また、皆様から何かご要望がございましたら遠慮なく申し出ていただきたいと思います。

■ウイルスについて考える。

未曽有の事態の発端となった新型コロナウイルス、その「Virus:ウイルス(ラテン語)」については、古代ギリシャのヒポクラテス(医学の父)は「病気を惹き起こす毒」と記しています。このウイルスには細胞膜が無く、核(DNA)とタンパク質の殻でできています。
ウイルスは12000年前、農業共同体ができたときから始まり、古くは天然痘、麻疹はしか、風疹、ヘルペス、ポリオ、ペストが流行し、1800年ごろイギリスの医師ジェンナーにより牛からワクチン(ラテン語で牛)が作り出され予防接種が始まったと言われています。
20世紀に入り電子顕微鏡の発明により、ウイルスが細菌より小さく、人の多くの病気がウイルスによるものである事がわかりました。近年はインフルエンザ、エイズ、サーズ、マーズ等出現しています。
しかし、一方では人類のDNA歴史に寄与してきたウイルスもあり、悪い細菌を食べてくれるバクテリアファージのようなものも存在します。
つまり、人類の歴史を観るとウイルスとの「共存克服」と言えるのかも知れません。いずれにしても、これから経済再建をはたしていくと共に、冬の新型コロナウイルス第二波に備えなければなりません。

■日本人らしさが求められる時代。

今般のコロナ禍で世の中は確実に変革しています。デジタル化が進み、オンライン・ビデオ会議やコンピューター教育、テレワーク化が普及しています。
私たちも「新しい生活様式」をしっかりと定着させなければならないと考えております。
こういった社会構造が変革する中にあって、改めて「日本人の原点」だとか「日本らしさ」といったものを見据えて国づくりをすべきだと考えています。
先達の方々のお陰様でわが国は戦後の経済発展を見事に成し遂げました。そしてグローバル化が進展する中にあって、日本はアジアの指南役としての振る舞いが求められています。
それは「日本らしさ」の象徴である礼節、孝行、潔さ(いさぎよさ)、互助、といった精神文化を大切にして、国民一人ひとりが「心の豊かさ」を持った振る舞いにあります。私はこういった視点を持ちながら、政治活動の中で具体的な政策に反映させてまいります。

■最大限の事業規模で挑む。

政府・自民党は森友問題やIR秋元司議員問題、選挙違反河井夫婦問題、検察黒川公務員定年問題、さらにはサービスデザイン・電通問題に至るまで、国民の皆様から厳しいご指摘を受けています。これに対しては政権与党の一員として、自分自身大変申し訳なく思います。
まずは最大限の事業規模での生活支援、事業支援、雇用支援、教育支援にしっかりと取り組ませていただきます。
さらには水害等の自然災害への対策も重要課題でありますので、地球温暖化の進展に備えた国土の更なる強靭化が課題だと認識し、災害に備える施策づくり、被災者の立場での復旧・復興を行ってまいります。
故郷を守り、発展させていくことには最優先事項として取り組んでまいります。
大牟田市は三池港、大牟田南関線の整備。柳川市は443号徳益から市内への延長。みやま市は443号四車線化。筑後市は広川インターから209号線へ、209号バイパス線の検討。八女市・広川町においては3号線バイパス。そして河川も台風豪雨に備えます。
インフラ整備だけではなく、細部にわたった事業展開を各関係者と連携の上、しっかりと進めてまいります。

■最後に。

政治の要諦は全ての人が食べていけることにあります。そして、国が豊かになり、人の心もまた豊かになることです。政治家の本分は滅私奉公です。私はこれを忘れることなく、今後も「滅私奉公・粉骨砕身」と肝に銘じて政治に取り組んでまいります。
皆様の御指導、御鞭撻の程宜しくお願い致します。

衆議院議員 藤丸 敏